11/5 雑記

相方は朝から仕事であった。
起きて職場に持参する用のサンドイッチとコーヒーはなんとか用意したものの、昼まで眠ってしまった。ここ数日生理前なのか調子が悪く怠けがちだ。昨日一昨日と昔のドラマを2つも一気に見てしまった。

悪魔のkissとこの世の果て。
どちらも私の世代では全くもってないが、それなりに引き込まれた。野島伸司脚本のドラマは精神的に不安定気味な時になぜか見てしまう。なにしろ暗い話だから見終わったあと余計に暗くなるのだが、最近の軽いコメディタッチの物よりも好きだ。(勇者ヨシヒコは大好きだけども。)恐らく古さが逆に新鮮なのであろう。
今までもストロベリーオンザショートケーキ、聖者の行進、リップスティック、未成年、高校教師なども見た。こう並べると随分長い時間を無駄にしてしまったのかとも思うが仕方がない。

しかし年齢と言うのは難しい。正直自分はまだ世間では存分に若い世代だ。私の通う語学学校には自分より若い子は2人しかいない。だから上の世代の女性達に年齢を聞かれた際に私は少し怖い。変なやっかみをうけると面倒だからだ。しかし今はそう感じてもいずれは自分も無意識に若さに嫉妬してしまうようになるのだろう。気を付けなければ。。

日本にいた頃は対等な立場で接する相手は殆どが同年代であったからあまり年齢を気にする必要がなかった。今では日本の上下関係というのは面倒なようで案外便利な存在だと感じる。先輩には敬意を持って接し、軽く煽てる。そして後輩からはそう接される。そのルールに則るのに慣れすぎてしまったのか、こちらでは世代の違う相手との接し方や距離感が難しい。あくまで対等とはいうものの、慣れていないからとてもやり辛い。

学校が休みの間に自分で勉強を頑張ろうと思っていたけれど、すっかり怠けてしまった。やはり私には独学は無理だ。焦らずちゃんと学校に休まず通うことを目標に頑張ろう。せっかく友達も少しできたし、今の学校は自分のプライドが無駄に傷付いて疲れたりしないから楽しい。

私は天才ピアニストでも何でもなかったが、やはり全てを捨ててこちらに来た事で最初の頃は周りと自分を比べてはプライドがズタズタになった気分で辛かった。だからどことなく士郎に自分を重ねて見てしまったが、幸運にもこちらは日本と比べればやり直しが利きやすい環境だと思う。つられて落ち込まずにゆっくり頑張ろう。

日本風のカレーが食べたいとのことだったので、久々に夕飯に作った。それなりにおいしくできたので満足だ。嫌々ながらもちゃんと働いてくれている相方に改めて感謝である。